日本人とルノアール
Posted on April 13, 2008 - Filed Under 未分類
ピエール・オーギュスト・ルノアールは1898年頃からリューマチ性疾患に悩まされたことでも知られ、晩年は車椅子で制作を続けた。これにまつわる伝説として名高いのが、「ルノアールは晩年、指に筆をくくりつけて絵を描いた」というものだが、実際にそんなことはしていなかったらしい。
日本には「銀座ルノアール」という喫茶店がある。会議室を設けるなど、かなり大規模なチェーン展開をしており、1989年には業界で初めて株式の店頭公開をおこなっている。この喫茶店は画家のピエール・オーギュスト・ルノアールの洋画のレプリカを多く展示していることでも知られている。
ピエール・オーギュスト・ルノアールの長男は俳優。二男は映画監督だ。どちらも偉大な父親に比較すると大きな功績を残せていないが、二男のジャン・ルノアールは多くの映画監督に影響を与えたといわれている。しかし、ジャンの撮った映画で興業的に成功したものはほとんどないのが実情だ。
ピエール・オーギュスト・ルノアールの絵が日本人に親しまれているのは、切手やジグソーパズルの影響もあるだろう。ルノアールの代表作である「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」などは、絵そのものよりも、むしろジグソーパズルで目にした人が多いかもしれない。誰からも親しまれる画風がパズルに向いているのだろう。